LIVE2D CUBISM / ILLUSTRATION

モデル制作向けのおすすめPC

Live2D Cubismでモデルをご自身で作る方へ。CubismとCLIP STUDIO PAINTが公表している動作環境をもとに選んだ2台です。価格は税込です。

ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7700X・GeForce RTX 4060

構成例 01

ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7700X・GeForce RTX 4060

PC本体のみ/モニターやタブレットをすでにお持ちの場合

ハイスペック ゲーミングPC フルセット / Ryzen 7・RTX 4060 Ti

構成例 02

ハイスペック ゲーミングPC フルセット / Ryzen 7・RTX 4060 Ti

フルセット/これから環境を一から用意する場合

スペックの比較
項目ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7700X・GeForce RTX 4060ハイスペック ゲーミングPC フルセット / Ryzen 7・RTX 4060 Ti
CPURyzen 7 7700XRyzen 7 7700X
GPUGeForce RTX 4060GeForce RTX 4060 Ti
メモリ16GB DDR516GB DDR4
ストレージ512GB NVMe SSD480GB SSD
モニター付属しません23.8インチ・1920×1080が付属(キーボード・マウスも付属)
価格 ¥168,610税込 ¥188,000税込
商品ページ 商品ページを見る 商品ページを見る

CPUはどちらも同じです。構成例02はモニター・キーボード・マウスが付き、GPU・メモリ・ストレージが異なります。付属モニターの解像度は、Cubism Editorの動作環境が推奨として挙げている1920×1080と同じです。

購入時のオプション

メモリは32GBへ増設できます+¥15,000税込・通常価格

Live2Dの公式ヘルプでは、他のアプリケーションと併用する場合は32GBが安全だとされています。上のいずれかの商品ページを開き、オプション欄で「32GB」をお選びください。

出典:Live2D 公式ヘルプ「Cubism Editorが快適に動作するPCスペックの指標」 https://help.live2d.com/en/cubismeditor/cubism-editor-pc-specs/

そのほかの構成

PC本体のみ。価格は税込です。

ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 9700X・GeForce RTX 4060|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 9700X・GeForce RTX 4060
 
¥178,060(税込)
  • CPURyzen 7 9700X
  • GPURTX 4060
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7700X・GeForce RTX 4060 Ti|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7700X・GeForce RTX 4060 Ti
 
¥180,460(税込)
  • CPURyzen 7 7700X
  • GPURTX 4060 Ti
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(Intel)/ Core Ultra 7 265KF・GeForce RTX 4060 Ti|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(Intel)/ Core Ultra 7 265KF・GeForce RTX 4060 Ti
 
¥193,960(税込)
  • CPUIntel Core Ultra 7 265KF
  • GPURTX 4060 Ti
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7700X・GeForce RTX 5060 Ti|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7700X・GeForce RTX 5060 Ti
 
¥198,010(税込)
  • CPURyzen 7 7700X
  • GPURTX 5060 Ti
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7800X3D・GeForce RTX 4060 Ti|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 7800X3D・GeForce RTX 4060 Ti
 
¥199,360(税込)
  • CPURyzen 7 7800X3D
  • GPURTX 4060 Ti
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 9700X・GeForce RTX 5060 Ti|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 9700X・GeForce RTX 5060 Ti
 
¥207,460(税込)
  • CPURyzen 7 9700X
  • GPURTX 5060 Ti
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(Intel)/ Core i7-14700F・GeForce RTX 4060 Ti|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(Intel)/ Core i7-14700F・GeForce RTX 4060 Ti
 
¥208,270(税込)
  • CPUIntel Core i7-14700F
  • GPURTX 4060 Ti
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(Intel)/ Core i7-14700KF・GeForce RTX 4070|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(Intel)/ Core i7-14700KF・GeForce RTX 4070
 
¥257,140(税込)
  • CPUIntel Core i7-14700KF
  • GPURTX 4070
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD
ゲーミングPC(Intel)/ Core i9-14900KF・GeForce RTX 4070|ゲーミングPC専門店PASOTSUKU(パソツク)
ゲーミングPC(Intel)/ Core i9-14900KF・GeForce RTX 4070
 
¥265,240(税込)
  • CPUIntel Core i9-14900KF
  • GPURTX 4070
  • メモリ16GB DDR5
  • ストレージ512GB NVMe SSD

解説

Live2Dモデル制作用PCの必要スペックとCubismの動作環境

イラストを描くところから、Live2D Cubismでモデルを動かすところまでをご自身で行う場合、PCに求められるものはゲーム用とは別の方向に寄ります。ここからは、Live2DとCLIP STUDIO PAINTが公表している動作環境を表で並べたうえで、当店の目安を分けて整理します。

このページの対象

  • これからLive2D Cubismを触りはじめる方。まだFREE版とPRO版のどちらを使うかも決めていない段階の方
  • イラストは描いているが、Live2D用にパーツを分けた大きなPSDを扱うのは初めてという方
  • すでに制作していて、キャンバスを大きくしたい、レイヤーを増やしたいが動作が重い、という方

このページで扱わないこと

完成したモデルを動かして配信する場合のPC選びは扱いません。トラッキングや配信ソフトを同時に動かすときの考え方はVTuber配信に必要なPCスペックにまとめています。

モデリングの手順そのもの(メッシュの切り方やデフォーマの組み方)も扱いません。操作方法はLive2Dの公式マニュアルをご覧ください。

まず押さえたい基本

制作のどの場面でPCのどこが使われるのかが分かると、どこにお金をかけるかを決めやすくなります。

モデル制作の流れ

作画 イラストを描く CLIP STUDIO PAINT パーツ分け 動かす単位でレイヤー分割 PSDが大きくなる モデル化 メッシュ・デフォーマ Cubism Editor 書き出し 使う形式で出力 FREE版は制限あり 作画とパーツ分けは行き来しながら進むため、両方のソフトを同時に開いたままになります。 作画 イラストを描く CLIP STUDIO PAINT パーツ分け 動かす単位でレイヤー分割 PSDが大きくなる モデル化 メッシュ・デフォーマ Cubism Editor 書き出し 使う形式で出力 FREE版は制限あり 2つのソフトを同時に開いたままになります。

扱うデータがいちばん大きくなるのは、左の2つ(作画とパーツ分け)の工程です。Cubism Editorの動作環境だけを見て決めると、お絵かきソフト側の条件を落とすことになります。

どの工程がどのパーツに効くか

当店の整理(公式に公表されている数値ではありません)
工程CPUメモリGPU
作画・パーツ分け 効く 効く 公式の記載なし
Cubismでモデル化 効く 効く やや効く
書き出し 公式の記載なし 公式の記載なし 公式の記載なし

バーの長さは3段階の強弱を表したもので、点数や割合ではありません。CPUとメモリの「効く」は、CLIP STUDIOの公式サポートがレイヤーの枚数が多い場合にCPU性能と搭載メモリで負荷を軽減できるとしていること、Live2Dの公式ヘルプがコア数・スレッド数の多いCPUを推奨し、他アプリ併用時は32GBが安全としていることによります。

Cubismの「GPUがやや効く」は、公式ヘルプが大きなPSDや頂点数の多いモデルではGPUのメモリ転送性能が効くとしている記述にもとづきます。書き出しの速さについては、どちらの公式にも記載がないため空欄にしています。

出典:CLIP STUDIO サポート https://support.clip-studio.com/ja-jp/faq/articles/20210101 / Live2D 公式ヘルプ「Cubism Editorが快適に動作するPCスペックの指標」 https://help.live2d.com/en/cubismeditor/cubism-editor-pc-specs/

CubismとCLIP STUDIO PAINTの公式動作環境

各公式ページに記載されている値(Windows)
項目Live2D Cubism EditorCLIP STUDIO PAINT 必須CLIP STUDIO PAINT 推奨
OS Windows 10 / 11(64bit版・デスクトップモードのみ) Windows 10 / 11(64bit 日本語版) 同左
CPU Intel または AMD のプロセッサー SSE2に対応したIntel / AMD製CPU 記載なし
メモリ 最小 4GB(8GB以上を推奨) 2GB以上 8GB以上
GPU OpenGL 3.3以上 OpenGL 3.3に対応したGPU 記載なし
ストレージ 約1GB 3GB以上の空き容量 記載なし
ディスプレイ 1440×900px以上・32bitカラー以上(1920×1080・UIスケール100%を推奨) 1024×768以上/ハイカラー(16bit、65536色)以上 1280×768以上
ペン入力 記載なし Windows Ink Platform対応、Wintab互換のペン入力に対応

並べると、OSとGPU(OpenGL 3.3以上)は実質同じ条件で、違うのはメモリとディスプレイだと分かります。厳しいほうに合わせれば両方を満たせます。

Cubism Editorはバージョンごとに動作環境が異なりますので、導入前に必ず公式ページでお使いになるバージョンの条件をご確認ください。CLIP STUDIO PAINTはPROとEXで動作環境は変わらず、対応する入出力フォーマットが異なると記載されています。

出典:Live2D Cubism 動作環境 https://www.live2d.com/en/cubism/download/spec/ / CLIP STUDIO PAINT 動作環境 https://www.clipstudio.net/ja/dl/system/

OpenGLの3.3と4.5、基準が2つある理由

Live2D 公式の2つの記述
バージョン書かれている場所位置づけ
OpenGL 3.3以上 動作環境のページ Cubism Editorを動かすための条件
OpenGL 4.5以上 公式ヘルプ「Cubism Editorが快適に動作するPCスペックの指標」 快適に動かすための目安として推奨

調べていると数字が食い違っているように見えますが、どちらもLive2Dの公式の記述で、出どころが違うだけです。動くかどうかの線と、気持ちよく作業できるかどうかの線、という関係になります。

あわせて、Live2Dの案内にはオンボードグラフィックス(CPUに内蔵されたグラフィック機能)では正常に動作しない場合があるという記述もあります。なお、GeForceのドライバが対応するOpenGLのバージョンについては、NVIDIAの公式ページで明記された記述を見つけられなかったため、このページでは数値を書いていません。

出典:Live2D Cubism 動作環境 https://www.live2d.com/en/cubism/download/spec/ / Live2D 公式ヘルプ https://help.live2d.com/en/cubismeditor/cubism-editor-pc-specs/

メモリの推奨値(出典別)

公式ページに記載されているメモリの値
出典対象記載されている値
Live2D 動作環境 Cubism Editor 単体 最小 4GB(8GB以上を推奨)
Live2D 公式ヘルプ 他のアプリケーションと併用する場合 32GBが安全
CLIP STUDIO 動作環境 CLIP STUDIO PAINT 単体 必須 2GB以上/推奨 8GB以上
CLIP STUDIO サポート レイヤー数・キャンバスが大きい場合 具体的な数値の記載はなし。「搭載メモリが多いほど負荷を軽減できる」「レイヤーの枚数が多い場合はCPU性能が高く搭載メモリが多いほど負荷を軽減できる」

単体で動かす条件は8GBですが、Live2Dの公式ヘルプが併用時について32GBという数字を出しています。制作中はCubism Editorとお絵かきソフトを同時に開くことになりますので、こちらのほうが実際の使い方に近い値です。

キャンバスの大きさについては、CLIP STUDIOの公式サポートがピクセル数が大きいほど負荷がかかるとしています。mm指定で1000mmのような値にするとピクセル換算で10000pxを超え極めて重くなる場合がある、という注意も書かれています。

出典:Live2D 公式ヘルプ https://help.live2d.com/en/cubismeditor/cubism-editor-pc-specs/ / CLIP STUDIO サポート https://support.clip-studio.com/ja-jp/faq/articles/20210101

FREE版とPRO版の違い

Live2D 公式の機能比較ページに記載されている主な制限
項目FREEPRO
テクスチャ最大1枚(2048pxまで)無制限
ArtMesh最大100無制限
デフォーマ最大50無制限
パラメータ最大30無制限
パーツ最大30無制限
ワープデフォーマ分割数最大9×9最大100×100
アニメーションの書き出し画像シーケンス・GIF・動画は最大1280×720px。Runtime Model Trackの保存・出力は不可制限なし
商用利用一般のお客様と小規模事業者(年間売上1000万円未満)制限なし
トライアル42日間
PCの動作環境同じ同じ

どちらを使ってもPCに求められる動作環境は変わりません。まずFREE版で仕組みを覚えて、上の制限に届いたところでPRO版を検討する、という進め方ができます。

表の用語は、ArtMeshがパーツを細かい三角形の面に分割したもの、デフォーマが変形のしかたを決める枠、パラメータが「顔の角度X」のように動きを数値で管理する軸を指します。

出典:Live2D Cubism 機能比較 https://www.live2d.com/en/cubism/comparison/

タブレットの接続条件

ワコム公式ページおよびCLIP STUDIO PAINT 動作環境の記載
項目液晶タブレットペン入力全般
PC側に必要なもの 映像を出す端子。ワコムは接続に使う端子としてUSB Type-C(Thunderbolt 3)・HDMI・DisplayPort・mini DisplayPortを挙げています CLIP STUDIO PAINTはWindows Ink PlatformとWintab互換のペン入力に対応
注意点 ワコムは、PC側にUSB Type-C端子がない、またはDisplayPort Altモードに対応していない場合も少なくないと説明しています。USB Type-C端子があっても映像が出るとは限りません 動作を確認したメーカーとしてワコム・XPPen・HUIONが挙げられています。ほかのメーカーの製品は事前に対応状況をご確認ください
確認する順番 タブレット側の仕様書に書かれた必要端子 → PC側の端子を突き合わせる タブレット側がどちらの方式に対応しているかを確認

液晶タブレットはPCから見ると「もう1枚のディスプレイ」です。本体だけ先に買ってあとから困るのがこの部分ですので、購入前に端子を突き合わせてください。ご不明な場合は、当店にお問い合わせいただければお調べします。

出典:ワコム https://tablet.wacom.co.jp/article/how-to-pentablet / https://tablet.wacom.co.jp/article/converter-kit-2025 / CLIP STUDIO PAINT 動作環境 https://www.clipstudio.net/ja/dl/system/

用語の早見表

用語読み意味
Live2Dライブツーディー1枚のイラストをパーツごとに分け、そのパーツを変形させて動いて見せる仕組み
PSDピーエスディーレイヤー情報を保ったまま保存できる画像の形式。Live2D用の原画はこの形式で受け渡しします
ArtMeshアートメッシュパーツを細かい三角形の面に分割したもの。この面を動かすことで絵が変形します
デフォーマ変形のしかたを決める枠
パラメータ「顔の角度X」「目の開閉」のように、動きを数値で管理する軸
OpenGLオープンジーエル画面を描くための共通の仕組み。Cubism・CLIP STUDIOとも3.3以上を条件にしています
オンボードグラフィックスCPUに内蔵されたグラフィック機能。Live2Dは正常に動作しない場合があるとしています
DisplayPort AltモードUSB Type-C端子から映像を出す仕組み。対応していないPCもあります

選ぶときの見かた

見る順番を決めておくと、途中で迷いにくくなります。当店では次の順でご案内しています。

STEP 01

1. どこまで作るかを決める

練習用のモデルか、配信や販売に使う作り込んだモデルかで、扱うファイルの大きさが変わります。上のFREE版の制限に収まる範囲であれば、データもそれほど大きくなりません。

STEP 02

2. 2つの公式動作環境を並べて見る

Cubism Editorと、お使いになるお絵かきソフト。上の比較表のとおり、OSとGPUは実質同じ条件で、違うのはメモリとディスプレイです。厳しいほうに合わせれば両方を満たせます。

STEP 03

3. メモリから決める

制作用のPCで最初に決めるべきはメモリです。単体の推奨は8GBですが、Live2Dの公式ヘルプは他のアプリケーションと併用する場合は32GBが安全だとしています。同時に開くことになるので、こちらを基準にご検討ください。

STEP 04

4. 画面とタブレットの条件を確認する

Cubism Editorの推奨解像度は1920×1080です。液晶タブレットをお使いになる予定があれば、上の接続条件の表のとおり、PC側の映像出力端子を先に確認してください。

STEP 05

5. 予算を配分する

制作では、グラフィックボードに予算を寄せる意味は配信用ほど大きくありません。両ソフトがGPUに求めているのはOpenGL 3.3以上という条件です。メモリの増設と2枚目のモニター、タブレットに回すほうが制作は進みます。

当店の目安と、公式要件との対応表

当店がご案内している目安を先に、そのあとに公式の条件と当店で扱っているPCでの扱いを表にしました。

当店の目安(公式の動作環境ではありません)
CPU8コア16スレッド級(Core i7 / Ryzen 7 クラス)
GPUOpenGL 3.3以上に対応したグラフィックボードを搭載した機種
メモリ32GB
ストレージNVMe SSD 1TB以上。制作データの保管とバックアップの分も見込んで
ディスプレイフルHD以上を2枚

CPUのコア数について、Live2DもCLIP STUDIOも具体的な数値の指定は出していません。上の数値は、Cubism Editorとお絵かきソフトを同時に開いたまま作業する、という前提で当店が案内しているものです。メモリの32GBは、Live2Dの公式ヘルプが「他のアプリケーションと併用する場合は32GBが安全」としている記述と同じ方向のご案内です。

公式の条件と、当店で扱っているPCでの扱い
要件 公式の記載 当店で扱っているPCでの扱い
OS Cubism Windows 10 / 11(64bit・デスクトップモードのみ)/ CLIP STUDIO Windows 10 / 11(64bit 日本語版) Windows 11を入れた状態でお届けします
GPU(OpenGL 3.3以上) 両ソフトともOpenGL 3.3以上に対応したGPU。Live2Dはオンボードグラフィックスでは正常に動作しない場合があるとしています いずれもグラフィックボードを搭載しており、CPU内蔵のグラフィック機能ではありません
メモリ 単体の推奨はどちらも8GB以上。Live2D公式ヘルプは併用時に32GBが安全としています 標準は16GB。ご購入手続きの中で32GBへの増設をお選びいただけます
ストレージ Cubism 約1GB/CLIP STUDIO 3GB以上(いずれもソフト本体の分) ソフト本体には足ります。制作データの保管分は増設をご検討ください
ディスプレイ Cubism 1440×900px以上(1920×1080・UIスケール100%を推奨)/ CLIP STUDIO 1024×768以上(1280×768以上を推奨) 本体のみの構成には付属しません。モニターが付くフルセットの付属品は1920×1080です
ペン入力 CLIP STUDIO:Windows Ink PlatformとWintab互換に対応 PC側ではなくタブレット側の仕様です。お使いになる製品の対応方式をご確認ください

この表は、各公式ページの条件と当店の商品情報を突き合わせたものです。実際の作業速度については、当店で計測した値がないため記載していません。

つまずきやすい3つの点

1. USB Type-C端子があっても映像が出るとは限らない 液晶タブレットをつなぐには、その端子がDisplayPort Altモードに対応している必要があります。ワコムも、対応していないPCが少なくないと説明しています。

2. OpenGLの数字が2つある 動作条件は3.3以上、公式ヘルプの快適動作の目安は4.5以上です。別の基準なので、食い違っているわけではありません。

3. キャンバスの単位 mm指定のまま大きな値にすると、ピクセル換算で想定よりはるかに大きなキャンバスになることがあります。CLIP STUDIOの公式サポートも注意点として挙げています。

動作が重いときに見る場所

作業中に動作が重いと感じたときに確認できるところを表にしました。いずれも公式ページに記載のある内容の範囲です。

確認する場所見かた根拠
キャンバスのピクセル数 mm指定で作ったキャンバスが、ピクセル換算で想定より大きくなっていないか CLIP STUDIO公式サポート:ピクセル数が大きいほど負荷がかかる。mmで1000mm等にすると10000pxを超え極めて重くなる場合がある
レイヤーの枚数 分けられる単位でファイルを分ける余地がないか CLIP STUDIO公式サポート:レイヤー枚数が多い場合はCPU性能が高く搭載メモリが多いほど負荷を軽減できる。ページ分割で枚数を減らす運用が案内されています
同時に開いているソフト 搭載メモリが16GBの場合、Cubismとお絵かきソフトとブラウザを同時に開いていないか Live2D公式ヘルプ:他のアプリケーションと併用する場合は32GBが安全
使っているGPU グラフィックボードを搭載していないPCではないか Live2D:オンボードグラフィックスでは正常に動作しない場合がある。公式ヘルプは大きなPSDや頂点数の多いモデルではGPUのメモリ転送性能が効くとしています

よくある質問

Cubism Editorの無料版と有料版、どちらから始めればよいですか。
仕組みを覚える段階ではFREE版で足ります。制限の内容は上の「FREE版とPRO版の違い」の表にまとめています。PRO版には42日間のトライアルが用意されていますので、制限に届いた時点でお試しいただくという進め方ができます。なお、どちらを使ってもPCに求められる動作環境は同じです。
メモリは16GBで足りますか。
公式の推奨は、Cubism Editorが8GB以上、CLIP STUDIO PAINTが8GB以上ですので、それぞれを単体で動かすのであれば16GBで動きます。ただしLive2Dの公式ヘルプには、他のアプリケーションと併用する場合は32GBが安全だという記述があります。同時に開いて作業されるのであれば、32GBをご検討いただく根拠がここにあります。
グラフィックボードのないPCでもモデル制作はできますか。
Live2D CubismもCLIP STUDIO PAINTも、動作環境にOpenGL 3.3以上に対応したGPUを挙げています。加えてLive2Dの案内には、オンボードグラフィックスでは正常に動作しない場合があるという記述があります。グラフィックボードを搭載したPCであればこの点で悩む必要がなくなります。
OpenGLのバージョンが記事によって3.3だったり4.5だったりするのはなぜですか。
どちらもLive2Dの公式の記述ですが、出どころが違います。動作環境のページに書かれている3.3以上はCubism Editorを動かすための条件、公式ヘルプに書かれている4.5以上の推奨は快適に動かすための目安です。上の表に並べていますのでご覧ください。
液晶タブレットを買う予定ですが、PC側で確認することはありますか。
映像を出す端子をご確認ください。ワコムの公式サイトでは、接続に使う端子としてUSB Type-C(Thunderbolt 3)、HDMI、DisplayPort、mini DisplayPortが挙げられています。またワコムは、PC側にUSB Type-C端子がない、またはDisplayPort Altモードに対応していない場合も少なくないと説明しています。詳しくは上の「タブレットの接続条件」の表をご覧ください。
CPUは何コアあればよいですか。
公式の答えはありません。Live2Dの公式ヘルプは新しい世代で動作クロックが高く、コア数・スレッド数の多いCPUを推奨としていますが、最低コア数の指定はありません。CLIP STUDIO PAINTの動作環境もSSE2対応のIntel / AMD製CPUとあるだけです。当店では8コア16スレッド級をご案内していますが、これは公式の要件ではなく当店の目安です。
作ったモデルで配信もしたいのですが、同じPCで足りますか。
配信では、ゲームの描画・モデルの表示・配信のエンコードが同時に走るため、制作だけの場合とは必要なものが変わります。考え方は別ページにまとめていますので、配信も予定されている場合は「VTuber配信に必要なPCスペック」のページもあわせてご覧ください。

構成に迷われたときはご相談ください

普段お使いのキャンバスサイズ、レイヤーの枚数、お持ちのタブレット。条件をお聞かせいただければ、お客様に合った構成をご提案します。ご希望の構成が既製モデルにない場合は、パーツを1つずつ選んで組み立てることもできます。